愛知・瀬戸市新世紀工芸館にて、瀬戸近郊を拠点に活動する3名のガラス作家・木下結衣、長野史子、矢野容子による展覧会「薄明」が開催されています。

木下、長野、矢野はガラスを主素材として、アートピース作品に限らずうつわやアクセサリー、インテリア作品など幅広く制作、発表しています。

ガラスがみせる有機的な動きから現れる生命感、両義性や自然の美しさ、制作技法の偶然性から生み出される光の表情など、作家が表現の主題とするものは違いますが、ガラスの特徴を起点としたそれらは最終的には光の反射や透過、屈折というガラス特有の輝きによって表出。この光によって無機物と有機物、光と影といったそれぞれの要素の境界は曖昧なものとなり、作家の主題は強調され作品はより存在感を増しています。

<出品作家>
木下結衣、長野史子、矢野容子

会期:2025/04/02(水) ~ 2025/06/08(日)
会場:瀬戸市新世紀工芸館 展示棟ギャラリー(愛知県瀬戸市南仲之切町81-2)
開館時間:10:00〜18:00(入場は閉館30分前まで)
入場料:無料
休館日:火曜日(ただし、4/29(火・祝)および5/6(火・祝)は開館)、4/30(水)、5/7(水) 主催:瀬戸市新世紀工芸館、公益財団法人瀬戸市文化振興財団
問い合わせ先:瀬戸市新世紀工芸館
TEL:0561-97-1001 E-mail:sinseiki@gctv.ne.jp
公式サイト:https://www.seto-cul.jp/information/index.php?s=1741577799