展覧会ピックアップ 03年11月




	聖なる映画作家、カール・ドライヤー｜大英博物館の至宝展｜煌きのダイヤモンド｜写真展セバスチャン・サルガド「エッセイ」｜神坂雪佳──琳派の継承｜「YES　オノ・ヨーコ」展｜田中一光回顧展｜ジャン・ヌーベル展｜ガウディ　かたちの探求｜エジプトのイスラーム文様｜ハピネス｜大徳寺聚光院の襖絵｜上村松園展｜円山応挙｜ピカソ・クラシック　1914-1925

大徳寺聚光院の襖絵　ほか

主催＝日本経済新聞社ほか


大徳寺聚光院の襖絵　京都・大徳寺の塔頭聚光院は、戦国時代の武将三好長慶の菩提を弔うために、永禄9年（1566）に創建されました。その方丈をかざる襖絵は、桃山時代を代表する画家狩野永徳とその父松栄によって描かれました。本展覧会では、通常非公開であるこれら国宝の障壁画46面を、建築にあわせた立体的構成で全点一堂に展示いたします。あわせて、同院に伝わる永徳のライバル長谷川等伯筆の「四愛図衝立」も展示いたします。　聚光院は、桃山の大茶人・千利休の墓碑があり、表千家・裏千家・武者小路千家の三千家の菩提所です。会場では、同寺創建期の関係資料、および利休と聚光院との関係を伝える茶道具や資料をあわせて展示し、聚光院が歴史と文化にはたした役割を広く紹介します。

会期

2003年10月31日（金）～12月14日（日）

会場

東京国立博物館平成館（上野公園）
〒110-8712　東京都台東区上野公園13-9　
TEL: 03-3822-1111(代表)

休館日

月曜日、ただし祝日の場合は翌日

開館時間

9：30～17：00会期中毎週金曜日は20：00まで開館（入館は閉館の30分前まで）

鑑賞料

※団体は20名以上
※障害者の方とその介護者1人は無料

問い合わせ

TEL: 03-5777-8600（ハローダイヤル）

主催

東京国立博物館、大徳寺聚光院、NHK、NHKプロモーション、日本経済新聞社


上村松園展珠玉の美人画──その誕生の軌跡　清澄、流麗、高貴な画風でしられる近代日本画壇における美人画の第一人者、上村松園の回顧展を開催します。明治8（1875）年に京都の町屋に生まれた松園は、幼い頃から絵に親しみ、10代初め鈴木松年に師事します。そして15歳のときに第3回内国勧業博覧会で《四季美人図》が1等褒状を受け画壇に華々しくデビューしました。その後幸野楳嶺、竹内栖鳳のもとで京都円山・四条派の技術を学び、写生と古画の模写に打ち込むなかで独自の美人画を確立します。　今回の展覧会では、初期から晩年にいたる名品約70点を展示し、さらに下絵や素描を加えることで、松園芸術の本質に迫ります。生涯を美人画一筋にかけた一人の明治女性の気概と技、日本人の心の故郷ともいえる、典雅な風俗と女性美の世界を堪能していただけたら幸いです。

会期

2003年10月26日（日）～12月7日（日）
［前期］10月26日（日）～11月16日（日）
［後期］11月18日（火）～12月7日（日）

会場

宇都宮美術館　栃木県宇都宮市長岡町1077番地　TEL: 028-643-0100

休館日

月曜日　ただし、11月3日、24日は開館　4日、25日は休館

開館時間

9：30～17：00（入館は閉館の30分前まで）

鑑賞料

※団体は20名以上
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保険福祉手帳の交付を受けている方とその介護者（1名）は無料
※宇都宮市内の小学生・中学生・高校生は無料

主催

宇都宮美術館、日本経済新聞社


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