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展覧会ピックアップ
大英博物館の至宝展|エミール・ガレ展|大西秀明=ジミー大西展|竹久夢二展|藤原新也の聖地|ディック・ブルーナ展|クサマトリックス 草間彌生展|「YES オノ・ヨーコ」展|香月泰男展|パリ マルモッタン美術館展「カルティエ宝飾デザイン」展モネ、ルノワールと印象派展東山魁夷展ベン・ニコルソン展円山応挙空海と高野山古代ローマ彫刻展 リートフェルト展世界の巨匠のおもちゃ展
大英博物館の至宝展 ほか
主催=朝日新聞社ほか
創立250周年記念
大英博物館の至宝展


 ロンドン有数の文教地区・ブルームズベリーにそそり立つ大英博物館は、1753年の創設以来、人類が生んだ知的文化遺産の収集のためにたゆまぬ努力を続け、収蔵品数700万点を超える世界最大規模の博物館になりました。
 本展は、創立250周年を記念して大英博物館が海外に送り出す唯一のプロジェクトです。多岐にわたる収蔵品から精選した約270点を「大英博物館の250年」「古代オリエント世界」「ヨーロッパ」「アフリカ・アメリカ・オセアニア」「アジア」の5セクションに分けて展示。世界をパノラマのように一望し、1万年にわたる人類の記憶を追体験する旅をお楽しみください。
大英博物館の至宝展
会期 2004年4月10日(土)〜6月13日(日)
会場 福岡市美術館 福岡県福岡市中央区大濠公園1-6 TEL: 092-714-6051
休館日 月曜日(ただし5月3日は開館、5月6日は休館)
開館時間 9:30〜17:30(入館は閉館の30分前まで)
鑑賞料
  当日 前売/団体
一般 1,300円 1,100円
高校・大学生 900円 700円
小・中学生 400円 200円
※団体は20名以上
主催 福岡市美術館、大英博物館、朝日新聞社、九州朝日放送
会期 2004年1月17日(土)〜3月28日(日)
会場 神戸市立博物館 兵庫県神戸市中央区京町24 TEL: 078-391-0035
休館日 月曜日
開館時間 10:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
鑑賞料
  当日 前売 団体
一般 1,300円 1,100円 1,000円
高校生・大学生 900円 800円 700円
小・中学生 500円 400円 350円
シルバー 650円 ── ──
※団体は30名以上
※シルバーは神戸市すこやか手帳持参の方
問い合わせ TEL: 06-4860-8600(ハローダイヤル)
主催 神戸市、神戸市立博物館、大英博物館、朝日新聞社、朝日放送、(財)神戸国際観光コンベンション協会
詳細 http://www.asahi.com/daieihaku/
没後100年記念
エミール・ガレ展


 19世紀末から20世紀初頭にかけて、ヨーロッパ都市部を中心に一世を風靡したアール・ヌーヴォー[新しい芸術]。生活全体に良質な芸術性を求めたこの様式は、フランスでは、特にパリとその東部の古都ナンシーに花開きました。そのナンシーで、ガラス工芸、陶器、家具の分野に創造性を発揮したエミール・ガレ(1846-1904)。ガレは装飾芸術の世界に、感情の息吹を吹き込んだのです。
 神話の世界や、花、森、海などの自然の営みを題材に、こうした斬新な要素と技術を駆使したガレの作品は、見る者の心に強く訴えかけるメッセージを放っています。
 2004年は、ガレの没後100年にあたります。これを記念する本展では、ガレのガラス作品を、彼の創作活動において重要な契機となった1878年、1889年、1900年の3回のパリ万博を通してみつめます。さらに、彼の陶器や家具、そして同・次世代の装飾工芸品やポスター類も併せて展示し、ガレ芸術の全貌と彼の活躍した世紀転換期のフランスの様相をお伝えいたします。
エミール・ガレ展
会期 2004年3月30日(火)〜5月16日(日)
会場 サントリー美術館 東京都港区元赤坂1-2-3 TEL: 03-3470-1073
休館日 月曜日(ただし5月3日は開館)
開館時間 10:00〜17:00、毎週金曜日は19:00まで(入館は閉館の30分前まで)
鑑賞料
  当日 団体
一般 1,000円 900円
高校・大学生 800円 700円
小・中学生 600円 500円
※団体は10名以上
主催 サントリー美術館、朝日新聞社
世界をめぐる絵筆の冒険
大西秀明=ジミー大西展


 夢と想像力に満ちた独創的な作品が人気を集めるジミー大西さん。その創作活動は油彩や水彩、オブジェまで幅広く、活躍の場は海外にもおよんでいます。
 日本未発表の作品から最新作まで約110点を紹介します。
 展覧会内容
Part1:あこがれのピカソを追って〜初めての冒険〜
Part2:自然のすばらしさを感じて〜絵本の中の冒険〜
Part3:刺激を求めて〜世界の冒険〜
Part4:遊ぶ楽しさを知って〜形の冒険〜
Part5:夢を追い続けて〜未来への冒険〜
大西秀明=ジミー大西展
会期 2004年3月31日(水)〜4月6日(火)
会場 八木橋8階 カトレアホール 埼玉県熊谷市仲町74 TEL: 048-523-1111
休館日 なし
開館時間 10:00〜18:00、最終日は16:00まで(入館は閉館の30分前まで)
鑑賞料
  当日
一般・大学生 500円
中学・高校生 300円
小学生以下 無料
主催 朝日新聞社
生誕120年記念
竹久夢二展


 大正ロマンの香り漂う、独特の情感をたたえた美人画で一世を風靡した竹久夢二。
 本展は、夢二の生まれ故郷・岡山の夢二郷土美術館と、彼が理想の創作活動を展開しようとした群馬・伊香保の竹久夢二伊香保記念館が開館以来、初めて共催する特別展です。
 この二つの「ふるさと」から、“秋の女神”「立田姫」と、“春の女神”「榛名山賦」の名作二点が本展で初めて手をつなぎます。
 会場では、両館の所蔵作品から厳選した日本画や油彩、木版画、さらにデザインの原画や書簡、愛用の品々などを含む約350点を展示して、その芸術と生涯を改めてご紹介いたします。
竹久夢二展
会期 2004年3月17日(水)〜3月29日(月)
会場 日本橋高島屋8階ホール 東京都中央区日本橋2-4-1 TEL: 03-3211-4111
休館日 なし
開館時間 10:00〜19:30、最終日は18:00まで(入館は閉館の30分前まで)
鑑賞料
  当日 前売/団体
一般 800円 600円
高校・大学生 600円 400円
中学生以下 無料
※団体は20名以上
主催 夢二郷土美術館、竹久夢二伊香保記念館、朝日新聞社
藤原新也の聖地
旅と言葉の全軌跡


 写真家・思想家・評論家・小説家と多彩な顔を持つ藤原新也は、文章と写真を自在に操り、異なるジャンルを自由に横断しながら幅広い活動を続けている現代の表現者です。
 1969年に初めてインドに渡り、処女作「印度放浪」を完成。72年に発表し、大きな話題となりました。以後、アジアの旅を続け「西蔵放浪」「ゆめつづれ」「全東洋街道」など、話題作を立て続けに発表し、それらの旅の終了後には日本で「東京漂流」を83年に発表。これもベストセラーとなります。さらに、90年には「アメリカ」を上梓し、20年の旅の総決算とも言うべき作品となりました。
 インドから始まった軌跡と藤原新也の全体像を、立体的に表現。約200点の写真作品と共に、文章のパネルや作品集・旅のテーマごとの構成、 DVDの放映などにより、メッセージ性の高い、藤原新也の世界を展覧いたします。
藤原新也の聖地 旅と言葉の全軌跡
会期 2004年3月18日(木)〜3月30日(火)
会場 大丸ミュージアム・東京12階 東京都千代田区丸の内1-9-1 TEL: 03-3212-8011
休館日 なし
開館時間 10:00〜20:00、最終日は17:30まで(入館は閉館の30分前まで)
鑑賞料
  当日 前売/団体
一般 800円 600円
高校・大学生 600円 400円
中学生以下 無料
※団体は10名以上
主催 朝日新聞社
ディック・ブルーナ展

 絵本、ミッフィー(うさこちゃん)の作者としておなじみのディック・ブルーナ(1927-)。彼の絵本には、シンプルな線と明るい色彩で描かれたかわいらしいキャラクターが登場し、子どもから大人まで世界中の人々に愛されています。また、彼は絵本の世界だけでなく、オランダを代表するデザイナーとしても幅広く活躍し、これまでに〈ブラック・ベア〉シリーズを代表作とするブックデザインや挿絵、ポスターを数多く手掛けてきました。
 本展は、ディック・ブルーナの半世紀に及ぶ多彩な活躍を紹介する大回顧展です。青年期の素描から、グラフィック・デザイナーとして高く評価される契機となったブックデザインやポスター、そして100冊以上の絵本とその原画まで、1300点を超える作品を一堂に展覧します。また、彼に影響を与えた芸術家のマティスやレジェ、そして同時代のデザイナーたちの作品もあわせて紹介し、ディック・ブルーナの創作のルーツを探るとともに、彼が確立した〈ブルーナ・スタイル〉の魅力に迫ります。
ディック・ブルーナ展
会期 2004年4月3日(土)〜5月5日(水・祝)
会場 そごう横浜店6階 そごう美術館 神奈川県横浜市西区高島2-18-1 TEL: 045-465-5515
休館日 なし
開館時間 10:00〜20:00、最終日は17:00(入館は閉館の30分前まで)
鑑賞料
  当日 前売/団体
大人 1,000円 800円
高校・大学生 700円 500円
小・中学生 500円 300円
※団体は20名以上
主催 財団法人そごう美術館、朝日新聞社、神奈川新聞社
クサマトリックス 草間彌生展

 「クサマトリックス」とは、アーティスト・草間彌生の名前と、母胎、発生源を意味するマトリックス(Matrix)をあわせた造語です。草間彌生は、現在もっとも国際的に注目される現代アーティストの一人。少女時代の幻覚体験に触発された絵画にはじまり、60年代ニューヨーク滞在中に制作した水玉や網目が無限に増殖する絵画で注目を集めて以来、国内外で高い評価を受けてきました。
 本展では彼女のトレードマークともいえるドット(水玉)や、明滅する光が無限に増殖する部屋など、訪れる人の全身を包み込む作品を中心に、自作自演の歌や、最近の少女たちのドローイングからとびだした立体作品など、最新の草間ワールドをご覧いただけます。五感すべてに鮮烈な刺激を与え、あなたの日常に新たな彩りを与えてくれることでしょう。
クサマトリックス 草間彌生展
会期 2004年2月7日(土)〜5月9日(日)
会場 森美術館 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階 TEL: 03-5777-8600(ハローダイヤル)
開館時間 月・水・木=10:00〜22:00
金〜日・祝前日=10:00〜24:00
火=10:00〜17:00(いずれも入館は閉館の30分前まで)
※2月13日は22:00閉館
鑑賞料
  当日
一般 1,500円
高校・大学生 1,000円
4歳以上〜中学生 500円
主催 森美術館
後援 朝日新聞社、テレビ朝日、J-WAVE
「YES オノ・ヨーコ」展

 オノ・ヨーコ(1933年、東京生まれ)は、1950年代から前衛的なイヴェントや、オブジェ、映像作品の制作などを行い、その活動は多くのアーティストたちに影響を与えました。さらに夫となったジョン・レノンと共に行ったパフォーマンス《平和のためのベッド・イン》やニューヨークをはじめ世界各地の都市のビルボードにかかげた《戦争は終わった!》は、美術や音楽の分野だけでなく、世界中の人々に平和を訴えかけるものでした。そして世界各地での平和が危ぶまれる近年においても、平和と共生の必要性を創作活動によって訴え続けています。《天井の絵/イエス(YES)・ペインティング》の天井に書かれた小さな「YES」の文字にみられるように、彼女の作品は観る者の想像を強く促し、前向きなメッセージを私たちに発信し続けているといえるでしょう。
 展覧会では、これまで日本ではまとめて紹介されることのなかった初期のオブジェや映像作品から近年の大規模なインスタレーションまでの約130点を紹介します。
「YES オノ・ヨーコ」展
会期 2004年1月27日(火)〜3月28日(日)
会場 広島市現代美術館 広島市南区比治山公園1-1 TEL: 082-264-1121
休館日 月曜日
開館時間 10:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
鑑賞料
  当日 前売/団体
一般 910円 730円
大学生 680円 540円
小中高生 450円 360円
※団体は30名以上
主催 広島市現代美術館、ジャパン・ソサエティー(ニューヨーク)、朝日新聞社、広島ホームテレビ
香月泰男展
──〈私の〉シベリア、そして〈私の〉地球


 2004年は〈シベリア・シリーズ〉で有名な画家・香月泰男(1911-1974)の没後30年となります。この節目の年に、東京ステーションギャラリーでは多くの香月ファンから待望されていた回顧展を開催いたします。
香月泰男は1911(明治44)年10月、山口県三隅村(現・三隅町)に生まれました。少年時代から画家を志し、東京美術学校(現・東京藝術大学)を卒業。1943年に召集され満州(現・中国東北部)へ行き、ハイラルで軍隊生活を送りました。45年の敗戦でシベリアの収容所へ送られ、ナホトカから舞鶴に帰国するまでの2年たらずの間で3ケ所の収容所で飢餓と強制労働、極寒の生活を強いられました。その体験がのちに、彼の代表作となる〈シベリア・シリーズ〉を生み出させました。また、香月の画業のもう一つの柱となる作品群は、彼が帰省後「〈私の〉地球」と称した“三隅”での暮らしのなかで目にした、何気ない自然の景観、草木や鳥たち、台所の風景などを題材としたものです。
 本展では、香月の初期から晩年までの代表作や〈シベリア・シリーズ〉のうち約30点の油彩作品、さらに戦場から家族へ宛てた絵葉書《ハイラル通信》、水彩、素描、陶画類に、おもちゃ、テラコッタなどの小彫刻からなる多様な造形世界も紹介します。
香月泰男展──〈私の〉シベリア、そして〈私の〉地球
会期 2004年2月7日(土)〜3月28日(日)
会場 東京ステーションギャラリー 東京都千代田区丸の内1-9-1 TEL: 03-3212-2485
開館時間 平日=10:00〜19:00/土日祝=10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)
鑑賞料
  当日
一般 800円
大高生 600円
中小生 400円
※前売り券及び20名以上の団体は100円引き
主催 東京ステーションギャラリー(財団法人東日本鉄道文化財団)、朝日新聞社、NHK
大英博物館の至宝展|エミール・ガレ展|大西秀明=ジミー大西展|竹久夢二展|藤原新也の聖地|ディック・ブルーナ展|クサマトリックス 草間彌生展|「YES オノ・ヨーコ」展|香月泰男展|パリ マルモッタン美術館展「カルティエ宝飾デザイン」展モネ、ルノワールと印象派展東山魁夷展ベン・ニコルソン展円山応挙空海と高野山古代ローマ彫刻展 リートフェルト展世界の巨匠のおもちゃ展
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