台風被災復興支援「厳島神社国宝展」
2004年9月、日本列島を襲った台風18号により、日本三景の一つとして有名な厳島神社(広島県宮島町)は、国宝、重要文化財計40棟のうち国宝・左楽房(さがくぼう)が倒壊するなど被害は30棟に及びました。復旧には約7億9000万円が必要とされ、修復作業は2年近くかかる見通しです。この展覧会は、復興支援のため緊急企画されました。
本展では、平安時代、平清盛とその一族が写経した装飾経の最高傑作「平家納経」全33巻中の17巻(展示替えを行ない、4期に分け常時4〜5巻を展示)をはじめ、同社に伝わる古神宝(こしんぽう)および武器・武具などの国宝9件を中心に、舞楽面、能装束などの重要文化財18件を含む宝物計32件113点を、「平家ゆかりの品々と厳島の至宝」「国宝・平家納経−善美をきわめる」「厳島の芸能―仮面と装束の美」の三つのテーマで紹介します。展覧会の収入は、厳島神社復興支援の一助となります。 |
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会期 |
2005年3月25日(金)〜5月8日(日) |
会場 |
東京藝術大学大学美術館 東京都台東区上野公園12-8 TEL: 03-5685-7755(代表) |
休館日 |
月曜日
※ただし5月2日は開館 |
開室時間 |
10:00〜17:00
※入館は閉館の30分前まで |
鑑賞料 |
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当日 |
前売 |
団体 |
一般 |
1,200円 |
1,000円 |
900円 |
大学・高校生 |
800円 |
600円 |
500円 |
※団体は20名以上
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問い合わせ先 |
TEL. 03-5777-8600(ハローダイヤル) |
主催 |
東京藝術大学、厳島神社、読売新聞社 |
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