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ボストン美術館の巨匠たち
八木一夫展
八木一夫(1918―1979)は陶芸の世界に、オブジェという新たな造形分野を切り拓いた作家です。伝統ある京都の地に、陶芸家の長男として生まれた八木は、新しい陶芸を目指し、戦後間もない昭和23年、鈴木治、山田光らと走泥社を結成しました。昭和29年に発表した《ザムザ氏の散歩》は、オブジェ焼きという言葉の端緒となり、用途をもたないやきものとして、現代陶芸史の記念碑的な作品となっています。戦後、国際化する美術の状況の中で、イサム・ノグチや堀内正和など同時代の美術に敏感に反応し、いち早く世界に認められた陶芸家の一人となりました。
本展では、初年から晩年までの陶芸作品の他、ガラスやブロンズ、素描等を併せて展示し、戦後陶芸の流れを変えた陶芸家・八木一夫の奇跡を回顧します。
会期
2005年4月23日(土)〜6月19日(日)
会場
茨城県陶芸美術館
茨城県笠間市笠間2345番地 笠間芸術の森公園内 TEL. 0296-70-0012
休館日
毎週月曜日(5月2日は開館)
開館時間
9:30〜17:00
※入館は閉館の30分前まで
鑑賞料
当日
団体/前売
一般
700円
550円
大高生
500円
400円
小中生
250円
200円
※団体は20名以上
※昭和13年4月1日以前に生まれた方、障害手帳・療育手帳をお持ちの方およびその付き添いの方1名は無料。
※土曜日は高校生以下無料。
主催
茨城県陶芸美術館、日本経済新聞社、NHK水戸放送局
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