古代エジプトの美展
現紀元前3000年頃に出現するエジプト文明は、ローマ帝国の属領となる紀元前30年までの約3000年にわたり、ナイルの大国エジプトとして独自の世界を築き上げました。現在目にすることのできるクフ王のピラミッドが紀元前2500年頃にすでに建設されていたことを思えば、その文明の高度な発展ぶりが理解できます。
本展では、「エジプト文明の芽生え」、「神々の世界」、「偉大なるファラオ」「ナイルの暮らし」、「来世への願い」、「エジプト美術の遺産」の6部構成とし、エジプトの神話を創り出した世界観やそのもとに繰り広げられる人々の生活、そして死後の世界を信じる彼らの死生観、それらの表現としてのエジプト人の「美」の規範とその創造性について展覧いたします。[広報資料より] |
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