蜷川実花「永遠の花2」
11/17〜12/9
小山登美夫ギャラリー
[東京]
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墓地に供えられた花。鮮やかな色の花々は造花だ。日本では生花が手向けられることが常だし、定番はいつの季節でも主役は菊。造花をチープでキッチュなものと私たちは生花より少し軽んじて見るところがあるが、蜷川が大きく引き延ばした花々は気高くて格好いい。お国や地域によって、花とその色のもつ意味も異なるのだろう。そして死者や先祖へ向けた情愛の表わし方も違うのだろう。
[12月8日 原久子]
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