佐野えりか展「世界の辺り」
12/12〜17
立体ギャラリー射手座
[京都]
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画廊の壁に貼られた8枚の写真を起点に、それぞれを繋ぐように風景画が画廊の壁に鉛筆で描かれている。その様子はまるで長大な山水画の趣だ。鉛筆画の部分は写真に写った景色の延長に見えるが、実はすべて佐野が創造した架空の世界。佐野自身は「写真を見なければ描く事ができない」と言うが、その作品からは描く事の主体性を自分の元に取り戻そうとする意志が感じられた。
[12月13日 小吹隆文]
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