窓をすでに10年描き続けているという松尾藤代。芯は強いが、そこはかとない可憐さが漂う作品。今日ははじめて本人に会った。堂々としていて、何にも動じないといった雰囲気の人で、なおかつ色気を感じる人だった。勝手に作品から想像していた人物像とはかなり印象が違った。もっと本人を知れば作品との距離が縮まるのだろうか。 [1月8日(火) 原久子]