写真をもとに一旦3DのCGに描き起こして、それをプリントする吉岡の作品は、植物や動物がサイボーグっぽい。豊富もまず写真を撮るところからはじめるが、写真のうえにさらにシルクスクリーン印刷やペインティングをほどこすなどし、どんどん手跡を残してゆく。食物など2人に共通するモティーフもあるが、まったく2人の視点は異なっていた。 [1月17日(木) 原久子]