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イームズ・デザイン展 |
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11/23〜1/27 サントリーミュージアム天保山[大阪] |
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時代の要請にうまく応えるかたちで活躍したイームズ夫妻の仕事の全貌を概観する展覧会。平日というのに若い入場者がとても多い。小さなモニターの映像は後ろから見ることに。こういう展覧会をいまの学生たちは好むのだなぁ。
[1月25日(金) 原久子] |
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見ることのオイコノミクス(後半) 中埜幹夫 |
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1/22〜27 海岸通ギャラリー・CASO[大阪] |
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既視感のある作品の部分などをカバーし、ピンク、黄色、グレー、青で、淡々とシルエットだけを描いている。半円が連なるフリルのような部分が、優しく挑発的だ。
[1月25日(金) 原久子] |
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日常茶飯美―Beautiful
Life? |
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1/26〜3/31 水戸芸術館現代美術ギャラリー |
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最近よく見かける身近な素材を使った作品や、日常生活を思い起こさせる作品を集めたもの。入口を入ると、いきなりペットボトルのキングギドラが。藤浩志の「作品」だ。でもよく見ると別の作者名が書いてあって値段までついている。あとは刺繍で絵を描く伊藤存とか、ミョーな絵を描くハイケ・カティ・バラトとか、隣のビルの屋上に小屋を建てた西野竜郎とか。なかでも、壊される建物の建材を利用してウクレレをつくる伊達伸明の「建築物ウクレレ化保存計画」はスグレもの。玉石混淆、なんでもありだが、みんなそれなりにしっかりつくってあるので意外と見ごたえあり。
[1月26日(土) 村田真] |
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クリテリオム49 曽野敬子 |
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1/26〜2/24 水戸芸術館現代美術ギャラリー第9室 |
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小さな絵を100点インスタレーションしている。どれもいかにもアメリカな風景。写真をもとにしているとはいえ、描く力はありそうだ。作者によれば、「ほとんど生理的に不可欠となっている『描く』行為を、現代美術というコンテクストの中に自分にも他人にも納得がいく位置付けをすることは、技術の習得という古典的なチャレンジと平行して私の原動力となっている」とのこと。ムリに現代美術化することはないと思うけど。
[1月26日(土) 村田真] |
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先端芸術表現科講評会 |
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1/28 東京芸術大学取手校地[茨城] |
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2年生のプレゼンと3年生の作品を半分くらい見た。先端では基本的になにやってもいいので、自分がなにをしたいのかが問われる。てゆーか、それしか問われない。あとはやるだけ。だから自分の趣味の世界に埋没していくヤツがいるかと思えば、突然はじけて全国行脚するヤツも出てくる。そこが先端の醍醐味でしょうか。2年生では村山華子、3年生では大竹美緒に入学時から注目していたが、やっぱり村山は安宅賞、大竹は平山郁夫賞(なんじゃそりゃ)に推薦された。ふたりとも伝えるべき自分の世界をもってるからね。
[1月26日(土) 村田真] |
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富田陽子 夢手紙 |
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1/21〜26 The
Third Gallery Aya[大阪] |
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縦長の額縁のなかに上中下段に3枚、手しか写っていないモノクロ写真が入っている。手で夢をつかもうとする様子を撮影させて欲しいと言って、身近な友人などからモデルを募った。撮影に数時間かかった人もいるという。上段の手は夢を手繰り寄せようというような感じのものが多い。下段の最後の1枚は、片手ずつ、夢を離さないでおこうとぎゅっと握りしめている手や、両手でまるく夢を包み込もうとするような形など。それぞれの手の表情が豊かで面白い。この撮影の時間がもてたことで、すでに一つは夢をそれぞれが掴んだかもしれない。
[1月26日(土) 原久子] |
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倉科勇三 |
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1/21〜26 ギャラリー白[大阪] |
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ダンボールの厚紙に指で描いてゆく倉科のタブロー。個展前には指紋が見えなくなってしまうほど指を酷使するのだと聞いたことがある。しばらく振りにみた作品には、平行に緩やかに斜に延びる何本もの線があり、この線が飛び出してくるとも、奥に引っ込んでゆくともつかない不思議な遠近感がつくり出されていた。
[1月26日(土) 原久子] |
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