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森万里子 ピュアランド |
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1/19~3/24 東京都現代美術館 |
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日本の美術館ではじめて本格的に紹介される森万里子。アニメの主人公のようなコスプレ風の出で立ちで電機屋街やゲームセンターを背景にしたデビュー当時の作品から最近作までずらり一挙公開。この展覧会での目玉と言われる「ドリーム・テンプル」を舞台にパフォーマンスをしているときと、記者発表のときの表情がガラリと違ったのに驚く。自らが天女や巫女などさまざまな姿で作品のなかに登場する彼女と、私の目のまえにいた“素”の彼女は別人のようにみえた。
[1月18日(金) 原久子]
いいなあ、こういう無駄づかいって。ピュアだし。豪勢なカタログもMOTアニュアルと大きく差をつけている。
[1月18日(金) 村田真]
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MOTアニュアル2002 フィクション? 絵画がひらく世界 |
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1/19~3/24 東京都現代美術館 |
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はや4回目を迎えたMOTアニュアルは、落合多武、紺泉、村瀬恭子ら8人による絵画。初回の「ひそやかなラディカリズム」の希薄な印象が強烈すぎたせいか(どういう日本語や)、今回はそのPart2「絵画篇」に見えてしまう。そのなかで柴田健治の作品は初めて見るが、濃密でなかなかよろしいではないですか。でもなんでキャンヴァスでなく紙に描くの? カタログはコンパクトな中綴じで、予算削減の厳しさがしのばれる。
[1月18日(金) 村田真]
絵画作品をつくっている若手8名によるMOTアニュアル2002。それぞれ作風は違うのに、共通する匂いをもっているように感じるのは、これはキュレーターの好みってことかな。
[1月18日(金) 原久子] |
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金沢健一展 |
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1/9~2/9 ギャラリーなつか[東京] |
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今年最初の画廊めぐり。銀座から京橋、日本橋、東向島まで、これを見れば私のけもの道がわかる。たくさん見たのでコメントは少なめに。金沢は高さ2メートルほどの金属柱を7本ずつくっつけた彫刻。凛とした緊張感が漂う、なんて昔の美術評論家なら書くんだろうなあ。
[1月19日(土) 村田真] |
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白川昌生展 |
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1/14~26 モリスギャラリー[東京] |
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地域通貨でも買えるスナップボタン付き作品。小品展なのか商品展なのか、作品を見せたいのか流通システムを考えたいのか。
[1月19日(土) 村田真] |
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國安孝昌展 |
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1/7~2/9 村松画廊[東京] |
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画廊では久しぶりの國安の陶と丸太を積み上げたインスタレーション。やわな作品が多いなか、いきなり土足で踏み込んできた押し売りのような爽快さ。なんじゃそりゃ。
[1月19日(土) 村田真] |
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サム・テイラー・ウッド展 |
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1/9~3/17 資生堂ギャラリー[東京] |
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写真。ちょっと仕掛けがあって、いけすかない。
[1月19日(土) 村田真] |
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彦坂尚嘉&李禹煥展 |
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1/15~2/2 東京画廊 |
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「気体分子アートシリーズ」の4回目は「気韻生動の飛行船」と題して、いよいよ美共闘ともの派の対決。と思ったら仲よく2人展。共通項は気韻生動の「書」か。東京画廊はどこへ行く。
[1月19日(土) 村田真] |
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太田三郎展「戦争の世紀」 |
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1/7~19 コバヤシ画廊[東京] |
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第2次大戦に材を採った《兵士の肖像》《私は誰ですか》《被爆地蔵》《被爆樹》《無言館》のシリーズ。いずれも20枚シートの切手形式だが、送れない切手はどこへ行くのか。コレクターのところへ行くんでしょうね。
[1月19日(土) 村田真] |
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