日本の美術館ではじめて本格的に紹介される森万里子。アニメの主人公のようなコスプレ風の出で立ちで電機屋街やゲームセンターを背景にしたデビュー当時の作品から最近作までずらり一挙公開。この展覧会での目玉と言われる「ドリーム・テンプル」を舞台にパフォーマンスをしているときと、記者発表のときの表情がガラリと違ったのに驚く。自らが天女や巫女などさまざまな姿で作品のなかに登場する彼女と、私の目のまえにいた“素”の彼女は別人のようにみえた。 [1月18日(金) 原久子] いいなあ、こういう無駄づかいって。ピュアだし。豪勢なカタログもMOTアニュアルと大きく差をつけている。 [1月18日(金) 村田真]