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アーカス東京展 |
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1/19〜2/10 現代美術製作所［東京］ |
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茨城県守谷町（2/2に市になった）に滞在していた6人のアーティストによる、東京での成果の発表。つい2−3年前、ある滞在アーティストが東京で作品を発表しただけで問題になったことを思えば、なんと茨城県も進歩したことか。アーカスの招聘するアーティストはいつもそれなりの水準を保っているが、今回はとくに、ちっっっちゃな絵を描くアメリカのジェームズ・シーハン、ファッションデザイナーからもらった端切れを使うフランスのニコラ・フロック、モンタージュ写真をつくるインドネシアのピウス・スィギット・クンチョローがおもしろい。
［1月19日（土） 村田真］ |
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ファン・デ・ナゴヤ美術展 『仲介者たち』 |
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1/5〜20 市民ギャラリー矢田［名古屋］ |
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ナゴヤ・ドーム球場のすぐ横にある新しい文化施設での企画公募の展覧会。名古屋を中心に発表活動をする、あるいはゆかりのある伊藤誠・今村哲・小川信治・小林孝亘・設楽知昭・染谷亜里可の6人が出品作家だ。それぞれ個展形式の6室と、6人の作品を展示した一つの部屋。力作ぞろいで見ごたえたっぷり。これが入場無料というのは太っ腹な、と感心。カタログではSF作家の東野司が短編SFを掲載するという、これまでの展覧会カタログにはなかったスタイルをとっていた。
［1月19日（土） 原久子］ |
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羽藤明夫映像展 |
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1/19〜 Studio
J［大阪］ |
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アニメーション映像と原画の展覧会。藝大で油画を専攻する大学院生。大学3年のころから自己流でアニメーション映像をつくりはじめたという。作家の夢にでてきた世界を再現しようとするなどしている。実写の場面を少し用いたものもあるが、ほとんどが手描きでまさしく「動く絵」。
［1月19日（土） 原久子］
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Thailand
Is Not My Idea Thasnai Sethaseree |
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1/10〜31 FGallery［大阪］ |
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アーティストから送られてきた住所を頼りにはじめてFGalleryへ出かける。HATENAというアジア料理店を経営するシラワットがレストランとは別のフロアにつくったギャラリー。シラワットもチェンマイ美術大学出身だという。作家のタスナイとはメールでしかやりとりをしていないけれど。頻繁に連絡をとりあっていたので、なんだか会ったことがない人だなんて信じられない。タスナイの住むシカゴと彼の母国タイ・バンコク、そして大阪の3カ所で同時に開催した展覧会「Thailand
Is Not My Idea」。シカゴでは日本人が撮ったタイを、大阪ではアメリカ人の撮ったタイを、そしてバンコクにはタイ人の撮ったタイの写真を一般から集めて展示した。お寺ばかり撮る人、いろいろな場所で祭壇の花を撮った人、街角の何気ない風景を撮る人、誰が撮ったのかわからないが、それぞれの人となりを想像しながら写真を見るのは愉快だ。
［1月20日（日） 原久子］ |
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ニコラ・フロック個展 オープニング・パフォーマンス |
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1/21〜3/23 fujikawa
gallery / next［大阪］ |
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釣り竿をつかったパフォーマンスは、ニコラとアランがいっしょにピョンピョン飛び跳ねながら出てきて、ビニールの長い前掛けをするところからはじまった。2人が竿を揺らしながら動きまわる。力を加えて弧を描く釣り竿。緊張感がピークに達した頃に、築地の魚市場で、両足をくっつけて跳ねるようにリズムをとってマグロに値をつけてゆく親父さんの様子がビデオ上映された。1本釣りや、魚河岸を真似ていたことなどが、最後に明かされた。一堂心地よく爆笑。
［1月21日（月） 原久子］ |
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渡辺好明展 |
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1/14〜2/9 スピカミュージアム［東京］ |
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ピタゴラスの定理に基づいて、正方形と直角三角形を連鎖させた図形上にロウソクをびっしりと並べ、点火させるインスタレーション。ぼくが行ったときにはまだ3分の2ほど燃え残っていて、画廊の人が点火してくれた。これを見たある人が9・11を思い出したといってたが、なるほど燃え残ったロウソクを高層ビルに見立てれば、それなりに見えてくる。久々に見る渡辺さんの理知的で詩的でさえある作品。
［1月23日（水） 村田真］ |
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村山留里子展 |
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1/25〜2/23 ビューイングルーム［東京］ |
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鮮やかな色に染めた布を切り刻み、縫い合わせた作品。いや「作品」といえるのかどうか。目的も目標もなくただひたすら即興的に作業を進めていくうちに、オプティカルな効果を放つ巨大な布になってしまったというのだから。そのオプな縁で昨年は「オプ・トランス！」展にも出品したそうだ。身近な小物を貼り合わせた小品も展示。
［1月25日（金） 村田真］ |
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