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草野晶子展 |
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10/7~12 信濃橋画廊[大阪] |
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身近な日常風景を写真に撮り、プリントした写真をカットしてコラージュしながら、さらに手描きの部分などを加え、一旦写真に撮り直す。どこにでもありそうな風景が、ありそうでありえない風景に変化する。
[10月12日(土) 原久子] |
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アートコラボレーション アニメーション・スープ |
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10/12~13 HEPホール[大阪] |
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2日間にわたり6プログラム40作品以上のアートアニメーションを上映。今回は関西在住作家のアニメーションだけでなく、ワークショップに参加した小学生のグループの作品や、イラストレーターがはじめて作ったアニメなど、いろんな味が加わって、風味の違ったスープになっていた。各プログラムに松村チチ(ゴンチチ)など多彩なゲストも次々と出演したにぎやかなイヴェントだった。
[10月12日(土)、13日(日) 原久子] |
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こもれび*こもれび |
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10/13 諏訪神社[東京] |
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アート・リンク上野―谷中の関連イヴェント。西日暮里の諏訪神社境内で、ナカムラユミと王x児x狼x(オウジロウ)によるサウンドとリーディングのパフォーマンスと、大木裕之監督の『谷中の恋』ver.3の上映が行なわれた。ナカムラユミと王x児x狼xは2―3年前に何度か事務所に遊びにきていたのだが、そのころから得体の知れない鬱屈したエネルギーを詩や絵に託していて、それをパフォーマンスとしてぶつけるようになった。生で聞くのは今回が初めてだが、密室でやったほうが効果的だろう。大木の『谷中の恋』は挑発的な即興映画パフォーマンス。映像はたまにしか流れず、その場で出演者を選んでスクリーンの前に出して演技させたりしている。ぼくは風邪を引きかけていたので途中で帰ったが、いつまで続いたのだろう。
[10月13日(日) 村田真] |
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invisible
ear 椎原保+藤枝守+井上明彦 |
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9/21~10/13 海岸通ギャラリーCASO・スペースB[大阪] |
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キレのいい3人のコラボレーションとあって、ミニマルを追求したスマートな展覧会。壁を隔てた屋外のリアルタイムの水面を映す白い壁は港というロケーションを用いたもので、会場の観客の動きもセンサーでキャッチしてとり込んだりしていた。作品にはそれぞれの持ち味が、静かにほどよく重なり合っていた。
[10月13日(日) 原久子] |
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森口宏一展 |
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10/8~11/3 海岸通ギャラリーCASO・スペースB[大阪] |
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一貫してステンレスやガラスを素材として使い彫刻作品をつくってきた、森口宏一の50年間の活動をクールに回顧する個展。70歳を過ぎておられるとは思えないほどに、感性はそのへんの若者よりも若々しい。勿論、豊富な人生経験があってこそ鋭くなっていく感覚もあると言えるだろう。
[10月13日(日) 原久子]
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関本幸治 Romeo
and, |
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10/12~11/8 Studio J[大阪] |
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大阪の画廊で2か所同時に関本幸治展が開かれている。オン・ギャラリーでは「, and Juliet」展が。人形や設定などすべて作り込んだシーンを写真にして展示している。
[10月16日(水) 原久子] |
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取手アートプロジェクト2002 |
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10/19~11/4 利根川河川敷周辺 |
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東京藝大と取手市の主導で行なわれてきたトリプロも、はや4年目。今年は市街地から離れて利根川河川敷を舞台に選び、当初のモチベーションが変質しつつある。なんだケミプロと同じ書き出しじゃねーか。違うのは、こちらは公募によって12組のアーティストが選ばれていること。そのうち7作品を見る。おもしろかったのは、ポー・ワングの《小さい川》。利根川の河原の突き出た部分を岸から切り離して小島をつくり、その島にミニチュアの家や木を置いて小取手市(小利根町という説もある)と命名し、岸とのあいだにできた溝を小利根川と名づけた。しかも「小取手市全図」の地図まで作製するという念の入れよう。しかしこの作品も含めて、川が増水したらおしまいだ。
[10月19日(土) 村田真] |
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