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現代美術のポジション2003 |
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1/7〜3/30 名古屋市美術館[名古屋] |
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中部東海エリアで活動する9人の比較的若い世代のアーティストたちを選んだグループ展。名古屋の動向はなかなか情報が入ってこないので、この展覧会を観れば一目瞭然なのか、と期待して行ったが、ややがっかりしてしまった。出品者のうち何人かには美術館で展示することへの意識はきっとあったと思われたが、個々の作家のこれからのヴィジョンの一端すらのぞけない、というのは残念だった。
[2月15日(土) 原久子] |
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生川晴子 泥の中 |
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1/11〜2/15 白土舎[名古屋] |
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周辺に溶けてゆきそうな「絵」を生川は描く。リュック・タイマンスを思い出させるような色遣い。画廊に行くまえからHPで観た《レモンハット・ヘアースタイル》という作品がとても気になっていた。頭がレモンのかたちをしていて、そこに三つ編みがくっついている。現実離れしているけれども、もしかするとありそうなことを想像してしまうことがある。生川が描き出すモチーフは、どこにでもありそうで、なさそうで、そのまま溶けていきそうな気配を漂わせている。
[2月15日(土) 原久子] |
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三輪美津子展 EBBA |
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2002/12/21〜2/15 ギャラリーHAM[名古屋] |
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友人の写真を元にした女性の肖像は、同じ場面を何枚も描いている。同じサイズのキャンヴァスにトリミングの仕方が異なる肖像になっている。真正面を凛として向いているのだが、大きさによって表情が違って見えてきたりする。錯覚に過ぎないはずなのだが、視覚のトリックが意図せぬところに表われ出たといった個展だった。
[2月15日(土) 原久子] |
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中西夏之展 広さと近さ――絵の姿形 |
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2002/12/20〜2/23 愛知県美術館[名古屋] |
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60年代初頭の洗濯バサミを用いた平面作品などをはじめとして最近作に至るまで、中西が続けてきた「絵画」の試みを回顧するような展覧会。つねに実験的な行為を通して絵画を追究する中西の“まなざし”を感じさせるものだった。
[2月15日(土) 原久子] |
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グラインダーマン パフォーマンス“バイナリーライダー” |
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2/15、16 伊丹市立演劇ホール(アイ
ホール)[兵庫] |
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ピチピチとしたスーツに身を包むグラインダーマンは、お決まりのポーズでグラインダーを回して火花を飛び散らせていた。今回はG-ladyと称して女性ダンサーも投入してのパフォーマンスだった。床に映像を投影するなど、さまざまなメディアも取り入れた構成だった。
[2月16日(日) 原久子] |
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風刺画家から挿絵画家へ G・クルックシャンク |
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1/25〜3/30 伊丹市立美術館[兵庫] |
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伊丹市立美術館は風刺画のコレクションを多く集めている。物語をうまく絵画に仕上げたクルックシャンクの作品は、そこからさらに夢が広がる。
[2月16日(日) 原久子] |
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Opening Exhibition |
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1/31〜2/22 小山登美夫ギャラリー[東京] |
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新川に移転して初のギャラリーアーティストによるグループ展。佐賀町のスペースの何倍もある。奈良・村上でひともうけしたな。リサ・ユスカヴェージの小さなエロいペインティングが気に入ったが、100万円以上すると聞いて手が出ない。
[2月20日(木) 村田真] |
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