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母袋俊也展 |
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2/24〜3/15 ギャラリーなつか［東京］ |
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ギャラリーの壁3面に14枚のパネルを、今回は隙間なく並べている。例によって余白の多い画面にはストロークが泳いでいるが、その中央にはルブリョフと定朝の祈る手のダブルイメージが現われた。直前に「ワンカット映像」を見たせいか、画面の連続と非連続が気にかかる。
［2月24日（月） 村田真］ |
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没後200年記念 なにわの知の巨人 木村蒹葭堂 |
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1/15〜2/24 大阪歴史博物館［大阪］ |
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最終日にすべりこむと必ずだれかと会う。この日は東大の木下直之さんとロビーで偶然会った。「18世紀の大阪が生んだ最大の文化人」と呼ばれている木村蒹葭堂。彼はコレクターであり、本草学者であり、文人でもあった。また、さまざまな人々のネットワークをつなぐ橋渡しをするコーディネーターでもあった。興味深いものをたくさん見たが、もっともそそられたのは1日1行だけの日記である（これなら3日坊主にならないね）。
［2月24日（月） 原久子］ |
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“Sound in Red” Cai Jin
蔡錦 |
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1/ 15〜3/14 fujikawa gallery
/ next［大阪］ |
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バナナの枝や葉を描き続けるアーティスト蔡錦。ニューヨーク在住の中国人画家である彼女の用いる赤は情熱的な色だ。描かれているモティーフの葉っぱなどは枯れているにもかかわらず、強いエネルギーを感じる。
［2月24日（月） 原久子］
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津田直展 近づく（just before・just after） |
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2/17〜3/8 Gallery Kai［大阪］ |
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写真作品はテーマをもって撮られるものもあるのだが、その前の時間にもシャッターを切っていて、あとから作品として発表できると感じるものが出てくる。この個展の出品作は、まさにそうした副産物的に出てきたものだ。ヘンに気張っていない、無垢な気持ちで撮ったものに、あとでさまざまな意味合いを持たせていくことも可能だ。自然体で撮っていたはずなのだが、力の抜け方もまるで計算されたかのような作品が完成していた。
［2月24日（月） 原久子］ |
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ヒロ・ヤマガタ来日記者会見 |
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2/25 日本記者クラブ |
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4月から横浜で開かれるヒロ・ヤマガタとNASAによる「宇宙芸術展」の記者会見の案内が舞い込んだ。幸か不幸かこれまでヒロ・ヤマガタとはなんの接点もなかったので、興味本位で出かけてみる。いやー見直しましたね、ヒロを（もう呼び捨て）。ヒロは日本ではハッピーな版画でぼろもうけするあこぎなアーティストというイメージが強いが、アメリカではどうやらレーザーを使ったイリュージョニストらしい。そして日本でぼろもうけした版画は、莫大な費用を要するレーザーの資金稼ぎだったというのだ。「ぼくは自分を芸術家だと思わないし、芸術に意味があるとも思わない。キュリオシティがすべて」「自分がなにをやってるのか、よくわからんのですわ」「明白な意図はもたない。軽薄にひらひらと生きていきたい」「だれのためにつくるのでもない。正直いって自己満足」……。彼の版画を売りつけられた人には気の毒だが、ここまでいいきってくれるとすがすがしい。いっぺんにファンになりました。「宇宙芸術展」、見に行くぞ。
［2月25日（火） 村田真］ |
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トーキョーワンダーウォール岡本修展 |
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2/5〜25 東京都庁［東京］ |
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ヒロの記者会見に来ていた自称美術ジャーナリスト、名古屋覚と都庁へ。彼もヒマそうだ。岡本修の作品はなんだかゴチャゴチャと細かく描き込んでいて、一見アウトサイダーアート風だが、よく見るとていねいに仕上げていてイラストっぽい。めざすはヒロ・ヤマガタ！
［2月25日（火） 村田真］ |
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DOMANI・明日展2003 |
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1/25〜3/2 損保ジャパン東郷青児美術館［東京］ |
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名古屋から招待券をゲット。1995-99年度に文化庁から「洋画家」として派遣された海外研修員11人の展覧会。小林孝亘、丸山直文、福士朋子、本田健は知ってるが、あとの7人は初耳。まあ「洋画家」という昔ながらの枠組だからしょうがないか。実際、二紀会、モダンアート協会、新制作協会といった公募団体系の画家も入ってる。めざせ！ 明日のヒロ・ヤマガタ！
［2月25日（火） 村田真］ |
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