2020年10月15日号
次回11月2日更新予定

現代美術用語辞典 1.0

顔料

Pigment
2009年01月15日掲載

絵の具の色相のもとになる物質。通常、粉末状にされたものを用いる。色材(色を与える物質すべての集合名詞)は「顔料」と「染料」とに分類される場合もあるが、明確には区別されずに使われることも多い。染料は粒子が100万分の1mm以下のものを言うが、顔料の粒子はそれより大きいものを言うため、溶剤、展色剤に溶解しない。例えば油絵の具やテンペラ絵の具の顔料は1000分の2-1万分の4mm位である。色材には有機物と無機物、有色と無色のものがある。例えば鉱物性のもの(土や石)、動物性、植物性のほかに化学物質がある。絵の具を作るためには顔料を膠、卵、油などのメディウム(展色剤[vehicle])と混ぜ合わせる。

[執筆者:山口美果]

現代美術用語辞典 2.0

▲ページの先頭へ

文字の大きさ