2019年04月15日号
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現代美術用語辞典 1.0

デ・ステイル

De Stijl
2009年01月15日掲載

オランダ語で「様式」の意。1917年、P・モンドリアン、T・ファン・ドゥースブルフ、J・アウトらがオランダのレイデンで創刊した美術雑誌名、または同誌を拠点とした画家、建築家、デザイナーらによる国際的活動を指す。モンドリアンの新造形主義を擁護。17年同誌上の「普遍性の原理」宣言以降、基本色と幾何学的形態による純粋抽象造形を目指す新造形主義の理念に沿って活動、特に建築空間の総合デザインにおいてその美学を実践し、バウハウス等を通じて現代建築、デザインに影響を与えた。25年、運動拡大を志向するドゥースブルフと対立してモンドリアンが離脱。一方のドゥースブルフは新造形主義理論の観念性、厳格さに対して造形効果や具体性を重視するエレメンタリズムを同誌上で宣言、以降グループの理論的支柱として活動するが31年に死去。デ・ステイルは翌年の同氏追悼号刊行を最後に活動停止する。代表作にG・リートフェルトによる《シュレーダー邸》(1924)などがある。

[執筆者:陳岡めぐみ]

現代美術用語辞典 2.0

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