本展では、一人のコレクターの審美眼に基づき、独創的な表現でアートの先端を切り拓いてきた作家の作品を収集した「Wコレクション」の全貌をご紹介します。「ヴァンガード」(前衛/革新/先駆)というキーワードのもと、作品収集の原点となった版画界の巨匠スタンリー・ウィリアム・ヘイターから、具体美術協会、河原温、奈良美智など日本の戦後美術を経て、草間彌生へとたどり着いたコレクターの「歩み」と、その「眼識」に迫ります。特にコレクションの中核をなす草間彌生は、初期から現在に至る作家の軌跡と芸術的エッセンスが余すところなく網羅された極めて重要な作品群です。ぜひこの機会にご堪能ください。