戦国時代の一乗谷は全国有数の大都市のひとつでした。発掘調査では膨大な量の遺物が見つかり、モノの流通・消費の盛んだったことを物語っています。こうした経済活動の背景には、城下町に集まった商人・職人たちの活躍があります。今回は、一乗谷で確認された職人のうち、金属製品の生産に従事した人々に注目します。
これまでの発掘調査では、彼らの生産道具や作業場の痕跡が数多く確認されており、城下町における金属製品の需要も高かったと考えられます。本展では、これまでの発掘調査成果について、考古学的な検討を行うとともに、最新の自然科学分析の成果についても取り上げ、戦国城下町における金属加工の実態に迫ります。