堀川すなおは「目の前にあるもののかたちを、絵としてどう描き出すことができるのか」という根本的な問いを考えながら制作を続けるアーティストです。「目の前にあるもののかたち」とは、必ずしも私たちが目に見えている「かたち」を指すわけではありません。堀川は、私たちが日常的に目にするミカンやバナナのようなものを題材として描いていますが、それらを見たままに忠実に写し取るような写実的な手法では描いていません。手で触れながらかたちを探ったり、言葉を手がかりに対象のイメージを探り描いたりと、独自の実験的な方法を通して、ものを観察し、描いています。近年は、図譜や地図といった美術以外の分野で発達してきた、観察と描写の手法を絵画制作に取り入れる実験的な試みにも取り組んでいます。...
本展では、対象を観察し絵を描くとは何か、またそれを認識するとは何かといった問いに満ちた作品による展覧会になります。[美術館サイトより]