「SHINSHOK」は、展覧会をひとつのメディウムとして捉え、その構造や可能性を継続的に検証していくプロジェクトです。全10回の実践を通して、作品だけではなく、展示形式や空間設計、鑑賞体験そのものを問い直すことを目的としています。

侵色 vol.3では、展示空間の内部にさまざまな展示構造を埋め込むことで、複数の展示形式が同時に存在する空間を構成します。個展形式、インスタレーション、グループ展形式、キュレーションなど複数の形式を同一空間内に並置し、「展示はどのように構成されるのか」という問いを立ち上げます。

本展には、関西を中心に活動する若手作家が参加し、平面、立体、インスタレーション、映像、メディアなど多様な作品が展開されます。それぞれの作品は単独で完結するものではなく、壁面構成や導線、展示形式との関係によって鑑賞体験そのものが変化していきます。

また、展示施工・空間制作を専門に行うBONCO ARTS&CRAFTSとの協働により、空間構築を仮設壁や展示什器の制作・施工を含めた実装レベルで行います。構想に留まらない具体的な展示検証を行うことで、完成された展示のみならず、その形成過程を含めた実践として空間を提示します。

本展を通じて、若手作家や学生に展示設計の視点を提示するとともに、来場者に対しても、作品と空間の関係性を主体的に読み取る契機を創出します。


参加作家:木原優大、笹崎凜 、新谷響名、高橋弦希、辻大輝、長野元紀、松本怜果、脇田舜生
参加キュレーター:酒巻鼓 (担当作家:辻大輝)
PRコーディネーター:城戸愛莉
空間設計:Locator
企画:磨田花朗
主催:SHINSHOK 実行委員会
共催:BONCO ARTS & CRAFTS