【概要】
この度フラットリバーギャラリーにて友高博之「Numbersculpture」展を開催いたします。 

友高博之の表現は彫刻・絵画・パフォーマンスと多岐にわたっています。それらの作品の根底には「私たちは何を真実として受け取っているのか」という問いがあるように感じられます。何気ない日常会話やニュースの様な二次情報、また歴史的事実として語られている世界史や日本史、さらには当然の前提としている直線的な時間軸に則った生活体系さえも、揺るぎないものとは言えないかもしれません。

本展覧会の出品作〈Numbersculputure〉は、ジャスパージョーンズの絵画〈Numbers〉を参照しつつ、カントールの無限論やゲーデルの不完全性定理といった数学的思想に触発された作品となっております。数字という最も身近な記号を素材にしながら、自己言及と共にその裏側に潜む世界の構造について静かに問いかけます。

時に諧謔的で機知に富んだ友高作品を、この機会に是非ご高覧下さい。

(フラットリバーギャラリー企画)

【作家STATEMENT】
敬愛する画家・ジャスパージョーンズ。
彼の作品・フラッグやナンバーは現代絵画の1つの到達点だ。

30代中頃から、あらためてヨーロッパ・モダニズムの勉強を始めた。日々できることといえば古典を読むことくらいだ。新約聖書から始め、プラトンからニーチェ ハイデガー ジャック・デリダへと、そして数学論文 カントールからゲーデルへと読みすすめている。

ナンバースカルプチャーは、2025年9月におこなった発表・Sound and Number(※)のために構想 制作された。
このSound and Numberは1950年代の文化状況をモチーフに2部から成り、第1部は僕の彫刻作品・ナンバースカルプチャーを使ったパフォーマンス、第2部はオリバー氏による音楽とレクチャーだった。
ジャスパージョーンズが数字を絵画作品としたように、僕は彫刻作品として制作した。そして、その彫刻を使って素数を提示しつつ僕の自伝を語った。

ナンバースカルプチャー制作中にいくつかの発見があり、(例えばジャスパージョーンズのナンバーには裏側がないが、僕のナンバースカルプチャーには彫刻作品だけに裏側・裏面がある。)2025年9月以降、彫刻作品を絵画版として制作している。

ナンバースカルプチャーはジャスパージョーンズ及び絵画全般、カントールの無限、ゲーデルの自己言及性、それらに対する興味関心から成っている。

※Sound and Number:2025年9月21日/エクスリブリス

(友高博之)

■■■ 関連EVENT ■■■

「Numbersculpture FRG」

本イベントでは、作家によるパフォーマンスをご鑑賞いただきます。
展示空間内で行われるパフォーマンスとなり、作家本人によるテキストの朗読や音、数字などを用いて、視覚と聴覚から友高博之の作品を体感していただくプログラムとなる予定です。
会場に広がる作品や空間の関係性とともにご鑑賞いただければ幸いです。

【開催日時】
2026年7月4日(土)
受付 14:30~
開演 15:00(パフォーマンスは1時間程度)

【開催場所】
フラットリバーギャラリー
〒102-0093 東京都千代田区平河町2丁目4番7号
スタンプスタンダードショールーム内
TEL 03-3239-1258

【定員】
10名程度(要予約/先着順)
※定員を超えるご応募があった場合は、先着順とさせていただきます。

【参加費用】 
¥1,100(税込)
当日受付時にお支払いください(お支払方法についてはお申込みフォームにてご確認ください)。

【お申込み】
フラットリバーギャラリーHPお申込みフォームから
https://f-r-gallery.tokyo/exhibitions/numbersculpture/