美術館は、その名の通り、“美術”の館です。私たちが美術を見て、楽しんで、そして学ぶために作られた、身近だけれども特別な場所です。美術館に集められている作品のなかには、額に入った絵画や台座に載った彫刻だけでなく、バラエティ豊かな形式のものがありますが、この「館」に展示されることで、私たちはそれらを美術作品として捉えるところから出発します。
しかし一度立ち止まってみると、美術作品も、ひとつのモノ。色やかたちがあり、美しかったり、あるいは堂々としていたりもしますが、そういったものは美術作品以外にもたくさんあります。では、私たちが“美術”と呼ぶものの正体は、一体なんでしょうか。もしも“美術”がなかったら、きっとその存在がなくなってしまう“美術”の館で、“美術作品”を通して考えることはできるでしょうか。みなさんの答えを探しに来てください。学校の先生たちと一緒に作っているワークシートも準備して、なつやすみの“美術”館でお待ちしています。[美術館サイトより]