このたびGallery TURNAROUNDでは、仙台市在住の画家・木村良による個展「BITTER LIFE」を開催いたします。

グラフィックデザイナーとしての活動を経て、49歳で美術大学へ進学。その後、ギャラリーや美術カフェの運営を経験し、現在も精力的に制作を続けています。本展では、新作の油彩画、アクリル画に加え、近年取り組んでいる陶芸作品も展示します。

身近な出来事や日常の風景、そこから広がる着想や想像を手がかりに制作される木村の作品は、明確な意味や物語へと回収されない、あいまいな余白を残します。
既存の評価や一つの表現に留まることなく、描くことへの問いを更新し続ける姿勢は、そのまま作品の多面的な魅力へとつながっています。

仙台を拠点に発表を重ねてきた木村良の現在地を、ぜひご高覧ください。


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本展に寄せて :


かるくて、あいまい。
なんとなくビター。


絵画とは何かを意識しながら、私は私の絵の未来を模索していると思われる。
モチーフは日常で出会うこと、もの、からのインスピレーションや妄想。
テーマやスタイルにはこだわらない。昨日と違う今日の私は、昨日の自分の想像を超えた絵を描きたいのかもしれない。
あいまいで不完全、軽薄とも言える色やカタチは、私をどこに導いていくのか。
答えはきっとひとつではなく、見つけるにはあまりに時間が足りない。

世界は、必ずしもhappyではない。
それでも、世界はなぜか、いじらしく、愛おしい。

どうやら人類は火星に住む準備を始めているらしい。そんな時代だ。


木村 良