2026年は、幕末の浮世絵界で活躍した二代歌川広重の生誕200周年にあたります。
江戸時代後期、浮世絵界をリードしたのは歌川派の絵師たちでした。なかでも役者似顔絵の三代豊国、武者絵の国芳、名所絵の初代広重は「幕末三人衆」と称され、数多くの合作を残しました。初代の没後、その名と技を受け継いだ二代広重もまた、社会が大きく揺れ動く変革の時代を生き抜いた絵師です。
本展では、生誕200年を迎える二代広重の画業を中心に、代々の広重の系譜と同時代の歌川派の絵師たちを紹介。変化の時代に生み出された個性豊かな作品や趣向を凝らした合作を通して、幕末浮世絵の魅力に迫ります。