西新宿のヒルトン東京 地下1階に位置するフジギャラリー新宿では、2026年11月12日(木)から12月13日(日)まで、須藤美保による個展を開催いたします。

須藤美保は、1980年代より絵画の制作・発表を続けてきた画家であり、近年は咲き誇る花々や和服姿の少女をモチーフに、現実と幻想が交錯する独自の絵画世界を築いてきました。深く豊かな色彩と緻密な描写、金銀箔を用いた華麗な画面には、艶やかさとともに、どこか謎めいた気配が漂います。

須藤が描く華やかな着物をまとった少女たちは、可憐な姿の奥に、見る者の想像を誘う物語性を秘めています。一方、画面いっぱいに咲き広がる花々は、鮮烈な色彩と生命力を湛え、圧倒的な存在感を放っています。少女と花、写実と装飾、現実と非現実。それらが重なり合うことで、須藤ならではの幻想的な世界が生み出されています。

本展では、大輪の花々と和服姿の少女を描いた《華想》をはじめ、花そのものを主題とした絵画や、水彩による繊細なボタニカルアートなど、多彩な作品をご紹介いたします。