「吉祥(きっしょう)」とは、良い兆しやめでたいしるしを言います。古来生活の様々な場面にあらわれ、現代でも縁起物(えんぎもの)として広く知られるものも少なくありません。日本文化の集大成とも言える江戸自体に、人々の暮らしに寄り添って発展してきた伊万里焼(いまりやき)にも、吉祥意を見出せる文様が数多くあらわされています。今展では館蔵の古伊万里約80展から鶴(つる)、壽字(じゅじ)、柘榴(ざくろ)など、吉祥の意味を内包するモチーフを長寿、幸福、子孫繁栄といった意味別にご紹介いたします。