展覧会カタログ、アートやデザインにまつわる近刊書籍をアートスケープ編集部が紹介します。

図録「ぬけみち展 かわす・つくる・ともにいる─生きるための回路」

 

企画・編集:高橋由佳(アーツ前橋)
寄稿:阿部航太、高野ユリカ、SIDE CORE、坂本舞ニルセン、鈴木哲生、ドットアーキテクツ、三野新、山本卓卓、青田麻未、川勝真一、川上幸之介、水野大二郎
発行:BNN
発行日:2026年08月06日
サイズ:A5判、128ページ

2026年7月4日からアーツ前橋で開催される「ぬけみち展」の公式図録。「ぬけみち」とは、不安や閉塞感が覆う現代に対して、実践者たちが「この場所・この社会」をわずかにひらく文化実践のこと。…本図録では、展示作家たちによるテキスト、および研究者による論考・対話を掲載。

[発行元ウェブサイトより]

隈研吾 場所の建築

著者:隈研吾(序文/グレース・ラ)
訳者:井原恵子
発行:グラフィック社
発行日:2026年08月10日
サイズ:A4変形、352ページ

世界的建築家・隈研吾による2011年から2024年までの主要40プロジェクトをまとめた最新作品集。
国立競技場、角川武蔵野ミュージアム、オドゥンパザル現代美術館、UCCA陶美術館、中橋など、国内外の公共建築、文化施設、美術館、都市空間を横断的に取り上げ、建築が単なる構造物ではなく、人の行動や交流、記憶を生み出す「場所」となる過程を示す。

[発行元ウェブサイトより]

増補 記憶のエチカ──戦争・哲学・アウシュヴィッツ

著者:高橋哲哉
発行:岩波書店
発行日:2026年08月18日
サイズ:A6判、390ページ

「出来事の衝撃にさらされることなしに、歴史一般を論じることは空しい。出来事から出発し、出来事をめぐって哲学することをわたしは夢見ている」──証言不可能性、「忘却の政治」、〈アウシュヴィッツ〉という、物語りを拒む凄惨な出来事。「忘却への罠」がもたらす幾重ものアポリアをくぐり抜けながら、記憶の倫理を探る。

[発行元ウェブサイトより]

 

元学芸員の美大教員が教える美術鑑賞の楽しみ方

著者:ちいさな美術館の学芸員
発行:イースト・プレス
発行日:2026年08月26日
サイズ:四六判、248ページ

「そもそも美術って何?」という素朴な疑問から、作家や名品の鑑賞のコツまで、知っていれば鑑賞が楽しくなるポイントを紹介! この本を読んで見方がわかれば、美術館にもっと行きたくなる! 元美術館の学芸員で現在は美大の教員になった著者が教える、美術がわからない人のための鑑賞入門!

[発行元ウェブサイトより]

 

日本デザイン文化史──モダニズム・大衆化・日本らしさ

著者:井上雅人
発行:河出書房新社
発行日:2026年08月27日
サイズ:新書判、320ページ

幕末・明治維新、消費社会黎明期、第二次大戦前後、高度成長期、バブル……デザインを社会の中での運動と捉え、モダン・大衆的・日本的の三つの視点から、日本近代の文化や生活の変化、社会の変質を描く。

[発行元ウェブサイトより]

 

近代日本陶芸史──ゲテモノからニセモノ、そして現代アートへ

著者:藤原貞朗
発行:講談社
発行日:2026年09月10日
サイズ:四六判、288ページ

いまや「日本人だけが知らない現代アート」と世界で賞される日本陶芸は、実は昭和元年から現代アートであり続けてきた。
柳宗悦は「下手もの」に内なる美を見出し、
民藝派を批判する魯山人は古陶を「コッピー」し、
加藤唐九郎は「永仁の壺」というシミュラクルで人々を幻惑した。
さらに「前衛陶芸」「オブジェ焼き」「モダニズム陶芸」を経て、桃山以来の磁場をもつ「茶碗」をもポストモダン化するほどの、表現が渦巻き爆発するカオスが現出している。
フォルムの美を追究し日本・近代を内破する陶芸家たちの百年史。

[発行元ウェブサイトより]

キュレーション主義──いかにしてキュレーションはアートから世界までを席巻したのか

著者:デイヴィッド・バルザー
訳者:牧尾晴喜
発行:草思社
発行日:2026年09月11日
サイズ:四六判、272ページ

美術作品からSNSまで、キュレーションはどのように誕生し、私たちの世界を支配するに至ったのか。キュレーションの過去から未来までを占う、刺激的な一冊!

[発行元ウェブサイトより]

 

解築学──解体から始まる建築と構成材の循環デザイン

編著:松村秀一、輿石直幸、権藤智之 ほか
発行:学芸出版社
発行日:2026年09月25日
サイズ:A5判、300ページ

建物ストック時代を迎え、現代の建築行為はまず解体から始まる。ないから建てるという近代建築学から、解体された既存建物の循環に挑む新建築学=解築学への転換である。改修・解体技術、マテリアルの性能評価や循環デザイン、都市制度、建設経済を再整理し循環型社会における建築の新たな学問領域を15の先進事例と共に示す

[発行元ウェブサイトより]