そうやって見てみると、県レベルでは、薩摩藩主島津家のものをまとめて収蔵している尚古集成館とのリンクがいずれできないかという欲も出てくる。 さらに県内の島々のことを考えれば、奄美大島についての情報も今後何かほしいところであって、最近は観光の目玉でもある田中一村記念美術館についても、いまだ著作権はあるとはいえ少しは中身が見えてほしいものである。 なお、「かごしまデジタルミュージアム」のように分散したものを束ねたケースでは、長期的な問題としてそれ自身の保存、アーカイブが大変なことも予想される。期待しながら見守っていきたい。