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鶴岡政男展 無頼の遊戯
群馬県高崎市に生まれた鶴岡政男(1907─1979)は、時代や社会と深く関わりながら、常に人間とは何かを問い続けた画家です。戦前のNOVA美術協会時代から始まる、目まぐるしい画風の変貌と独自の生きざまにより、その存在は戦後洋画の異才として注目され続けました。ことに、戦争が激化する中、松本竣介や靉光らと結成した新人画会の活動や、戦後の八面六臂の活躍ぶり、作家の三島由紀夫や映画監督の大島渚らとの交流などは、無頼不逞に生きた彼の人生を彩るエピソードとして有名です。
そんな鶴岡の、鋭い風刺とともに、ユーモラスで甘美なエロティシズムを漂わせる独特の画風の根底には、絶えず人を見つめ、そこに人間性を認めようとし続けた画家の真摯な姿が窺われます。
この展覧会は、作家の生誕100年を記念し、代表作の油絵、パステル画、素描、彫刻など、展示替えを含め計157点によってご紹介するものです。21世紀に入り6年を経過した現在、戦前から戦後にかけて、人間とそれを取り巻く現実の矛盾への追求を続けた鶴岡政男の画業を改めて検証します。
会期
2007年4月14日(土)〜6月17日(日)
会場
群馬県立館林美術館
群馬県館林市日向町2003 Tel. 0276-72-8188(代表)
休館日
月曜日
開館時間
9:30〜17:00
※入館は閉館30分前まで
鑑賞料
当日
団体
一般
800円
640円
高・大学生
400円
320円
※中学生以下の入場は無料
※障害者手帳手帳をお持ちの方と介護者1名は無料
※団体は20名以上
問い合わせ
0276-72-8188
主催
群馬県立館林美術館、東京新聞
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