取手アートプロジェクト2006
11/11〜26
取手市内各所
[茨城]
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2年に1度の「取手リ・サイクリングアートプロジェクト」だったが、今回は「リ・サイクリング」が消えてしまった。メイン会場の終末処理場(なんと刺激的なネーミング!)が取手駅からずいぶん離れているので、自転車で見て回るという設立当初の意図からはずれたからだ。今回は野村誠、藤本由起夫、ヤノベケンジの3人をゲスト・プロデューサーとして招き、公募で選んだアーティストとともに各会場で作品を展開している。野村は日時限定のパフォーマンスやワークショップなので見られず、藤本は旧取手宿本陣と利根川河畔のふれあい公園をほとんどひとりで独占し、対照的なサウンドインスタレーションを繰り広げていた。だが、いちばんの見ものは終末処理場を舞台にしたヤノベケンジのグループ。巨大な貯水槽をはじめ、廃墟化したテーマパークを思わせる汚水処理施設に21組もの若手アーティストが作品を設置するというのだから、おもしろくないわけがない。おっと紙数がない。続きは『美術手帖』2月号を。
[11月26日 村田真]
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