2019年12月01日号
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「ニュー・ドキュメンツ」展

“New Documents”

1967年2月28日から5月15日にニューヨーク近代美術館(MoMA)で開催された写真展。同館の写真部門ディレクター、ジョン・シャーコフスキーが企画し、ダイアン・アーバス、リー・フリードランダー、ゲイリー・ウィノグランドの3名が参加した。66年にジョージ・イーストマン・ハウス国際写真美術館で開催された「コンテンポラリー・フォトグラファーズ」シリーズの第1回展「社会的風景に向って」とともに、60年代における新たな表現姿勢の登場を取り上げ、アメリカン・ドキュメンツの系譜における転換期の到来を提示した。参加した3名の写真は、『LIFE』型のフォト・ストーリーを脱しようと試みたウォーカー・エヴァンズやロバート・フランクの試みを踏襲しつつ、そこへさらにパーソナルな視点を導入したアプローチをとっている。展覧会はその後、アメリカ国内を巡回した。なお、三者はいずれも70年代のうちに同館で個展を開催しているが、アーバスの個展(1972)は、彼女の死の翌年に回顧展として開催されており、その成功が彼女を著名写真家の地位へと押し上げた。

著者: 冨山由紀子

参考文献

  • 『REAR』no.26, 「ジョン・シャーカフスキーの『ニュー・ドキュメンツ』展」, 甲斐義明, リア制作室, 2011

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