2019年11月15日号
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「パリ-ニューヨーク」展

“Paris-New York”

1977年2月に開館したポンピドゥー・センター国立近代美術館(MNAM)で同年6月1日〜9月19日まで開催された展覧会。MNAM、公共情報図書館主催。組織委員はMNAM初代館長P・フルテンおよびD・アバディ、A・パックマン、H・セッケル。20世紀芸術におけるパリとニューヨークの交流を05年から68年のパリ5月革命に至る60余年に絞り造形芸術、文学、映画、ジャズ、ダンスなど多分野を横断し概観。特に人的交流に関して芸術家、知識人たちの交流の場に光を当てた(13年の「アーモリー・ショー」にコレクションを提供したG・スタインのサロン、パリ・ニューヨークで活動したモンドリアンやスティーグリッツらのアトリエ、P・グッゲンハイムがニューヨークに設立し同時代のヨーロッパ美術やポロックらアメリカの現代美術を紹介したアート・オブ・ディス・センチュリー・ギャラリー等)。抽象表現主義とアンフォルメルの関係を問い前衛美術の中心が第二次世界大戦後にパリからニューヨークに移動する展開を浮き彫りにした。MNAMは本展の成功を足がかりに、「パリ-ベルリン」展(1978)、「パリ-モスクワ」展(1979)、「パリ-パリ」展(1981)と続く都市展シリーズを企画開催し、ポンピドゥー草創期=フルテン館長時代を代表する展覧会となった。

著者: 松本晴子

参考文献

  • Paris-New York: exposition, , , Centre Georges Pompidou, 1977
  • Paris-New York: un album, , , Centre national d'art et de culture Georges Pompidou, 1977

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