2019年09月15日号
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「ファッション/アート」展

“Art/Fashion”

第1回フィレンツェ・ビエンナーレ(1996)にて開催された、ファッションとアートの関係をテーマにした展覧会。キュレーターはジェルマーノ・チェラント、イングリッド・シスキー、パンドラ・タバタバイ・アスバギ。1980年代以降、ニューヨークのファッション工科大学附属美術館での「ファッションとシュルレアリスム」展(1987)やロンドンのヘイワード・ギャラリーでの「Addressing the Century: 100 Years of Art & Fashion」展(1998)など、美術とファッションの関係を探るような展覧会が増加する。本展もその流れに与するもので、未来派の美術家たちがデザインした衣服からルーチョ・フォンタナによる切り裂かれたドレス、あるいはヨーゼフ・ボイスの《フェルト・スーツ》まで、20世紀の美術家がどのように衣服に取り組んできたか、歴史を振り返るだけでなく、ジェニー・ホルツァー+ヘルムート・ラング、ダミアン・ハースト+ミウッチャ・プラダ、オリヴァー・ヘリング+川久保玲など、現代の美術家とファッション・デザイナーのコラボレーションによる作品も発表された。この展覧会は翌年、グッゲンハイム美術館ソーホーへと巡回。なお、フィレンツェ・ビエンナーレはファッションを軸にしたビエンナーレだったが、「ファッションと映画」をテーマに掲げた第2回(1998)を最後に開催されていない。

著者: 蘆田裕史

参考文献

  • Looking at Fashion, Skira, 1996

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