2019年09月15日号
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「第1回シュルレアリスム」展

“The 1st Exhibition of Surrealism”

パリのピエール画廊において1925年に開催されたグループ展。マックス・エルンスト、ハンス・アルプ、マン・レイ、ジョルジュ・デ・キリコ、アンドレ・マッソン、ジョアン・ミロ、パウル・クレー、パブロ・ピカソなどシュルレアリスム運動に賛同するアーティストたちが参加した。そもそもシュルレアリスムはフランスの作家アンドレ・ブルトンによる「シュルレアリスム宣言」(1924)に端を発し、30年代まで続いた芸術運動である。その最初のグループ展である本展は、シュルレアリスムにとって記念碑的な意味合いをもっている。しかしながら、ピカソやクレーなどが参加していることからもわかるように、この展覧会の出品者全員がシュルレアリストというわけではない。このなかで最もシュルレアリストと呼ぶにふさわしいのは、この芸術運動の代表的アーティストとなってゆくマックス・エルンストだろう。以後、エルンストをはじめとするシュルレアリストたちは、デペイズマン、フロッタージュ、オートマティスム、デカルコマニーなどさまざまな芸術表現の方法を生み出し、パリを拠点に展開したシュルレアリスムは、後世の芸術に多大な影響を及ぼすこととなる。

著者: 小野寛子

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