Artwords(アートワード)
『グラフィックデザイン』
graphic design
1959(昭和34)年に創刊された、グラフィックデザインをテーマとする季刊雑誌。86年、100号をもって終刊。判型は左右260×天地300ミリ。後に東京オリンピック(1964)のデザイン専門委員会委員長を務めることとなる勝見勝(1909-83)編集長のリーダーシップのもと、日本のグラフィックデザインの海外紹介を目標のひとつに掲げ、日本語と英語のバイリンガルで編集された。原弘、亀倉雄策、田中一光などが、アートディレクター、顧問、執筆者等として名を連ねた。勝見の没後は白倉敬彦が編集長を務めた。
著者: 小野英志
参考文献
- 『グラフィックデザイン』100号, 総特集=年表・グラフィックデザイン, 講談社, 1986
- 『勝見勝著作集第3巻 グラフィックデザイン』, 勝見勝, 講談社, 1986
註・備考
- 表紙のタイトルは、カタカナ表記の『グラフィックデザイン』、50号より『グラフィックデザイン+』、85号より100号までが小文字表記の『graphic design』。出版者は4号までが芸美出版社、 29号までがダイヤモンド社、30号より100号までが講談社。