2019年06月01日号
次回6月17日更新予定

Artwords(アートワード)

twitterでつぶやく

『シムシティ』

SimCity

米国で1989年に発売された、都市開発シミュレーション・ゲーム。箱庭ゲームと呼ばれるコンピュータ・ゲームのひとつである『シムシティ』は、プレイヤーが市長となり仮想の都市を発展させることを目的としている。89年に第1作目の『シムシティ』が発売されて以降、何度もヴァージョンアップが行なわれ、そのたびにシステム同様、建築物の種類や表現力が向上している。類似した都市構築型ゲームに、鉄道を建設し都市を拡大させていく『A列車で行こう』シリーズがある。『シムシティ』の特徴は、公害などの環境問題のほかに、地震や洪水などの自然災害、犯罪や交通渋滞など、簡略化されてはいるものの、おおよその都市問題の主要課題が初期からシステムに組み込まれており、それらの諸問題を解決するためには、高度な意思決定能力が必要とされることである。そのような理由から、『シムシティ』は教育ツールとして活用されることも多く、なかでもニコラス・ネグロポンテを中心としたNPOが進める、開発途上国の子供への学習手段の提供のためのプロジェクト、「OLPC(One Laptop per Child)」の通称「100ドルパソコン(XO)」用に、『シムシティ』が寄付されたことは大きな話題となった。

著者: 有山宙

参考資料

関連ワード

関連人物

▲ページの先頭へ

アートワード検索

アートワードを検索

文字の大きさ