2019年06月15日号
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『レオナルド・ジャーナル』

Leonardo Journal

『Leonardo Journal』はThe MIT Press(マサチューセッツ工科大学出版局)が発行する芸術、科学、技術に関する学術論文誌。1968年にアメリカの宇宙工学者でありキネティック・アートの作家であったフランク・マリナによって創刊され、現在は国際芸術・科学・技術学会(ISAST: International Society for the Arts, Sciences, and Technology)の刊行物として年4回発行されている。芸術、科学、技術の各分野に関わる人々の交流や意見交換の場となることを掲げており、その一部は書籍化もされている。初期にはマリナの専門でもあるキネティック・アートを始め、視覚芸術と数学および計算機との関係、近年ではバイオ・アートや劇場でのパフォーマンスと技術との関係、ニューメディアにおける美学やキュレーションの問題など、分野を跨ぐもしくは新たな分野を切り開くような論考が発刊当初より数多く寄せられており、境界領域での実践・交流を志すアーティスト、研究者にとっての数少ない学術的な発表の場ともなっている。現在はアーネスト・エドモンズ、クリスタ・ソムラーらが共同編集者を務めるほか、ロイ・アスコット、坂根厳夫らが名誉編集者として名を連ねている。姉妹誌として、ニコラス・コリンズが編集長を務める音楽分野に特化した『Leonardo Music Journal』(年1回発行)および、即時性を高めた電子版の『Leonardo Electronic Almanac』(不定期発行)が発行されている。

著者: 城一裕

参考文献

  • Selections from the Journal "Leonardo", Dover Publications Inc., 1974
  • Digital Performance: A History of New Media in Theater, Dance, Performance Art, and Installation, Steve Dixon, The MIT Press, 2007
  • Signs of Life: Bio Art and Beyond, Eduardo Kac, The MIT Press, 2007
  • The Language of New Media, Lev Manovich, The MIT Press, 2001
  • Rethinking Curating: Art After New Media, Beryl Graham and Sarah Cook, The MIT Press, 2010

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