2019年06月15日号
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アート・イン・シネマ

Art in Cinema

1946年から54年までの9年間、サンフランシスコ近代美術館で行なわれたアヴァンギャルド/実験映画を中心に紹介した上映運動。実験映画作家のフランク・スタウファチャーとリチャード・フォスターによって創設され、スタウファチャーとその友人、家族によって運営された。発足当初はヨーロッパの古典実験映画作品を多く上映したが、その後アメリカ人作家の作品を多く紹介するようになった。後期には、ハリウッド映画の一部分を紹介するプログラムを上映したこともある。ジャン・コクトー、フェルナン・レジェ、ハンス・リヒター、オスカー・フィッシンガー、レン・ライ、マヤ・デレン、ハリー・スミス、ジェームス・ブロートン、ハイ・ハーシュなどの作品が紹介された。サンフランシスコ・ベイエリアのアートシーンに大きな影響を与えただけでなく、「シネマ16」など、後続の実験映画・個人映画の上映運動の指針となった。スタウファチャーは「アート・イン・シネマ」で上映したプログラムと同じようなプログラムをカリフォルニア大学バークレー校でも紹介していた。

著者: 西川智也

参考文献

  • Art in Cinema: Documents Toward a History of the Film Society, Scott MacDonald, Temple University Press, 2006

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