2019年06月15日号
次回7月1日更新予定

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アート&ランゲージ

Art & Language

テリー・アトキンソン、デイヴィッド・ベインブリッジ、マイケル・ボールドウィン、ハロルド・ハレルの4人のコンセプチュアル・アーティストによって1968年にイギリス、コヴェントリーで結成されたグループ。その活動は彼らが66年頃から行なっていた共同作業や会話形式の表現行為に端を発する。69年5月に機関誌『アート=ランゲージ』を創刊。同年7月からジョセフ・コスースがアメリカにおける編集者として迎えられ、70年代に入ると、ほかにも多くのアーティストたちがグループに参加した。彼らは作品の形式的/視覚的な側面を重視する近代芸術観に疑問を投げかけ、それらの見直しを図る言説分析と、理論を基礎に置くテキスト形式の作品発表を行なった。彼らにとっては「理論」そのものがアートの「実践」であった。コンセプチュアル/非物質的/ポスト・オブジェクトなどの言葉でくくられる美術動向のひとつであるが、パフォーマンスやフィクションを志向することはなかった。76年の終わりまでにグループの規模は縮小。77年以降、制作活動はボールドウィンとメル・ラムズデンの二人によって、理論的/批評的な活動は彼らとチャールズ・ハリソンとのコラボレーションによって進められるようになった。

著者: 野田吉郎

参考文献

  • Art & Language, Terry Atkinson, et al., Paul Maenz and Gerd de Vries ed., M. DuMont Schauberg, 1972

参考資料

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