2019年06月01日号
次回6月17日更新予定

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エレクトロニック・アーツ・インターミックス(EAI)

Electronic Arts Intermix(EAI)

1971年にニューヨークで設立された、ヴィデオ・アート/メディア・アートの収集・配給・制作・保存・展示を通じて、作り手と受け手を橋渡しする非営利組織。EAIはアート・ディーラーであり、初期のヴィデオ・アートのサポーターであったハワード・ワイズによって設立された。前身のハワード・ワイズ・ギャラリーではキネティック・アートとテクノロジーの結びつきが探求され、「On the Move」(1964)や「Lights in Orbit」(1967)など、画期的な展覧会を開催していた。なかでも69年の「TV as a Creative Medium」は、60年代のキネティック・アートの動きをヴィデオ・アートとリンクさせた画期的な展覧会として、またヴィデオを中心的に扱ったアメリカで最初の展覧会として知られている。出品した作家はナム・ジュン・パイク、シャーロット・ムーアマン、ポール・ライアン、アイラ・シュナイダー、フランク・ジレット、エリック・シーゲルら12名。展示作品はパフォーマンス、オブジェ、閉回路によるヴィデオ作品やインスタレーションを含み、パイクとムーアマンの《TV Bra for Living Sculpture》や、ジレットとシュナイダーの《Wipe Cycle》などが展示された。
EAIのコレクションは60年代半ばから現在までにわたり、世界で最も包括的なヴィデオ・アートのコレクションのひとつとして認識されている。ヴィデオ・アートの黎明期において影響を及ぼしたパイク、ブルース・ナウマン、マーサ・ロスラーやジョーン・ジョナスから、新進アーティストであるセス・プライス、ペーパー・ラッド、コリー・アーケンジェルやタケシ・ムラタなどの作品を扱っている。美術館、コレクター、教育機関、文化施設は、このコレクションをEAIの配給サーヴィスを介して上映会/展示会のために利用することができる。また、EAIは豊富なオンライン・リソースの公開や教育、一般向けプログラムなどの活動で、歴史的/文化的なフレームワークを提供している。

著者: 阪本裕文+足立アン

参考資料

註・備考

  • このテクストはEAIの回答を元に構成された。Text reprinted with permission by Electronic Arts Intermix.

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