2019年06月15日号
次回7月1日更新予定

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コーポレイト・アイデンティティ(CI)

Corporate Identity

規模の大小、歴史や成り立ち、組織形態、業種を問わず、あらゆる企業・団体には、それぞれの精神、理念、倫理、社風などがある。多くの場合、これらは文字で説明されるが、その要旨を平明簡潔に、そして効果的に表わし、しかも正しく、広くあまねく理解してもらうのは並大抵のことではない。これをヴィジュアル・デザインの言語に置き換え、ひとつの統一されたアイデンティティへと束ねていく戦略がコーポレイト・アイデンティティ(CI)である。シンボルマーク、ロゴマーク、カラー・スキーム、タイポグラフィ、マップなどを基本エレメンツとし、とりわけ重視されるのが、これらの使い方、組み合わせ、応用を細かに規定したCIマニュアルと呼ばれるガイドラインである。と言うのも、CIマニュアルなくして、その具体的なアプリケーション、すなわち広告やサインからオフィシャルな印刷物(企業紹介・案内パンフレットやリーフレット、カレンダー、プレスリリースなど)、ステーショナリー(レターヘッド、封筒、名刺など)を統一的に展開することは困難だからだ。逆に、普遍的で優れたCIを徹底すれば、企業・団体のイメージは格段に向上し、組織としての意識(マインド)及び行動(ビヘイヴィア)の統率にも、大いに有効となる。そのため、広義には上記のVI(ヴィジュアル・アイデンティティ)に、「意識の統一」を目指すMI(マインド・アイデンティティ)と「行動の統一」を目指すBI(ビヘイヴィア・アイデンティティ)を加えて、CIとすることもある。

著者: 橋本優子

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