2019年11月15日号
次回12月2日更新予定

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ナショナル・ギャラリー(ロンドン)

National Gallery

ロンドン、ウェストミンスターのトラファルガー広場に面して建つ英国の国立美術館。1823年に銀行家ジョン・ジュリアス・アンガースタインが遺した38点のコレクションを政府が買い取り、ペル・メル街にあったアンガースタイン所有のタウンハウスに翌24年にギャラリーを開館したのが同館の始まりである。同じ国立の美術館であるパリのルーヴル宮に比べ建物が小さいことから不満の声が相次ぎ、また収蔵作品が増えたことなどから、38年現在の所在地にウィリアム・ウィルキンスの設計により美術館を建設、移転する。現在ではルネサンス絵画、ターナーの作品群、印象派の絵画を含む13世紀半ばから20世紀までの絵画約2,300点を収蔵している。その後建物は度重なる増改築を繰り返したが収蔵数が限界に達し、1897年に英国美術に特化した分館、ナショナル・ギャラリー・オブ・ブリティッシュ・アート(現在のテート・ブリテン)が開設される。また1991年にR・ヴェンチューリとD・S・ブラウン設計によりセインズベリー棟が西側に増築され、英国のポストモダン期を代表する建築となった。

著者: 松本晴子

参考文献

  • National Gallery Technical Bulletin, , Ashok Roy, National Gallery Company Ltd., 2000

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