2019年09月15日号
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フィルム・ディストリビューター/フィルム・アーカイヴ(実験映画)

Film Distributor/Film Archive

実験映画のフィルム・ディストリビューターは映像作家によって運営されている非営利団体が多く、その主な配給先は美術館、上映会場、映画祭、また大学等の教育機関である。実験映画のフィルム・アーカイヴは作品の保管だけでなく、プリザベーション(保存)活動を行なっている組織も多い。
実験映画の配給は、ニューヨークのシネマ16がインディペンデント映画を配給する傍ら1950年代に始め、60年代に入りニューヨークのフィルムメーカーズ・コーポラティヴ、ロンドン・フィルムメーカーズ・コーポラティヴ、サンフランシスコのキャニオン・シネマ、トロントのカナディアン・フィルムメーカーズ・ディストリビューション・センターが実験映画・個人映画を中心に配給を始めた。現在はニューヨーク近代美術館、シカゴのヴィデオ・データ・バンク、ニューヨークのエレクトロニック・アーツ・インターミックス(EAI)、ポートランドのペリフェラル・プロデュース、ロンドン・フィルムメーカーズ・コーポラティヴから派生したイギリスのラックス(LUX)、パリのライト・コーン、オーストリアのシックスパックフィルムなどがある。国内では、イメージフォーラムが数多くの実験映画を配給している。また、実験映画の保管・保存をしている組織に、アカデミー・フィルム・アーカイヴ、アンソロジー・フィルム・アーカイヴズ、エレクトロニック・アーツ・インターミックス(EAI)、ニューヨーク近代美術館、ハーバード・フィルム・アーカイヴなどがある。日本では福岡市総合図書館のフィルム・アーカイヴが実験映画作品を多数保管している。

著者: 西川智也

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