2019年08月01日号
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マシン・エイジ/第一機械時代

Machine Age

両大戦間、つまり1920年代から30年代の間にアメリカにおいて、機械を新時代の象徴として称揚していた時期、または当時の時代精神を指す言葉。当時のアメリカでは機械がもつスピード感やダイナミズム(力強い動き)を新しい時代や明るい未来の象徴として捉え、賛美する機運が高まっていた。それはデザイン、建築、写真、美術など各ジャンルを超えて広がり、高く支持された。デザイン分野においては、鉄筋コンクリートやガラスといった工業製品を積極的に用いたインターナショナル・スタイルの建築や、特にアメリカの第一世代のインダストリアル・デザイナーと呼ばれた、レーモンド・ローウィやノーマン・ベル・ゲッデスらによる流線型デザインが、マシン・エイジの理念を具現したものとされる。この傾向は、39年のニューヨーク万博で頂点に達し、第二次世界大戦の勃発により次第に衰退していった。

著者: 金相美

参考文献

  • 『アメリカの機械時代 1918−1941』, リチャード・ガイ・ウィルソン(永田喬訳), 鹿島出版会, 1988
  • 『第一機械時代の理論とデザイン』, レイナー・バンハム(石原達二訳), 鹿島出版会, 1976

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