2019年12月01日号
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レオ・キャステリ画廊

Leo Castelli Galllery

戦後アメリカ美術を牽引したギャラリスト/アート・ディーラーのレオ・キャステリの画廊。キャステリは1907年にイタリアのトリエステに生まれ、ミラノ大学で法律を学んだ後、銀行業に関わったが、 妻の実家である資産家シャピーラ家の援助により、39年にパリで画廊を開業した。41年に第二次大戦の戦禍を避けニューヨークに移住し、57年にニューヨークの自宅アパートで画廊を開く。58年にはJ・ジョーンズとR・ラウシェンバーグの公式では初の個展を開催し、抽象表現主義以降の世代が美術界に進出する足がかりをつくった。当初アメリカに多くの顧客を持たなかったためヨーロッパに販路を求めたことが成功の一因となり、その後もアメリカの美術を積極的にプロモートしていく。60年代以降も同画廊はポップ・アート、ミニマリズム、ポスト・ミニマリズムなどの美術の動向の紹介に務めた。ここで扱われた作家はほかにC・トゥオンブリ、A・ウォーホル、R・リキテンシュタイン、C・オルデンバーグ、D・ジャッド、R・モリス、R・セラ、B・ナウマン、E・ケリー、F・ステラなど、いずれもアメリカの現代美術史を代表する作家たちである。

著者: 沢山遼

参考文献

  • Leo and His Circle: The Life of Leo Castelli, Annie Cohen-Solal, Knopf, 2010

参考資料

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