2019年09月01日号
次回9月17日更新予定

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広島国際アニメーションフェスティバル

International Animation Festival Hiroshima

1985年より隔年で開催されている日本唯一のアニメーション専門の国際映画祭(1987年の第2回と1990年の第3回のみ3年のあいだが空いている)。国際アニメーション協会(ASIFA)および米アカデミー賞公認の映画祭で、アヌシー、ザグレブ、オタワと並んで四大アニメーション映画祭のひとつと称されることもある。立ち上げに尽力したのはアニメーション作家の木下蓮三・小夜子夫妻で、木下小夜子は第一回より現在に至るまでフェスティヴァル・ディレクターを務めている。広島での開催ということから、一貫して「愛と平和」を映画祭のテーマとして掲げ、このテーマに最もふさわしい作品に与えられるヒロシマ賞をグランプリと並ぶものとしているところに特徴がある。また、「平和のためのアニメーション」プログラムも毎回組まれている。日本の商業シーンとのつながりは薄く、第12回(2008)の手塚治虫特集において富野由悠季をはじめとした商業監督が招かれた際には話題になった。コンペティションは四大アニメーション映画祭で現在まで唯一短編(30分以内の作品)のみを対象としており、長編は招待上映のみに限られる。コンペティションが部門を分けず、一般作品、依頼作品、学生作品がすべて同じ土俵で評価されることにも特徴がある。

著者: 土居伸彰

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