2019年08月01日号
次回9月2日更新予定

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日本デザインコミッティー

Japan Design Committee

1955年に東京で発足し、現在も存続するデザイン組織。創立メンバーのひとりで、デザイン評論家の勝見勝が、「建築家とデザイナーと美術家は、汎地球的な規模における人類文明のため、協力を重ねなければならない」と述べたように、さまざまな領域・立場の人々が集まり、「グッド・デザインの啓蒙」を展開して来た。立ち上げ当初から中心となったのは、勝見のほか、プロダクト・デザイナーの剣持勇と渡辺力、グラフィック・デザイナーの亀倉雄策、建築評論家の浜口隆一ら。時代に即して交替するメンバーの見識で、優れたプロダクトを「選定」し、それを商品として、百貨店「松屋銀座」で「展示・販売」する活動を継続している。この活動は「デザインコレクション」(当初は「デザインコーナー」)と称され、一般の市民に優れたプロダクトに触れる機会を提供している一方、わが国のデザイン政策が「産業振興」を主眼とする路線(経済産業省/当時は通商産業省の範疇)から脱していないことの現われと見ることもできる。なお、発足のきっかけは、第10回ミラノ・トリエンナーレ(1954)に向けてデザイナー、建築家、評論家たちが組織した「国際デザインコミッティー」(1953)だった。

著者: 橋本優子

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