2019年08月01日号
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CNAC(国立現代美術センター・グルノーブル)

CNAC(Centre National d'Art Contemporain de Grenoble)

1986年4月、フランス、グルノーブルにオープンした現代美術センター。この建物は、1900年にパリ万国博覧会の産業ホールとして、ギュスターヴ・エッフェル工房によって設計されたものを解体し、グルノーブルまで運搬、再築したものである。約3,000平方メートルにも及ぶ広大な敷地を有するこの建物は、第一次世界大戦中は大規模軍事工場などとして活用されたが、1970-75年までの間に倉庫として使用されたことに由来し、CNACは「ル・マガザン(倉庫)」の愛称で親しまれている。2006年の改築を経て、現在に至っている。CNACの核となるのは、アート・センターであり、約2,000平方メートルもの展示スペースでは国内外のアーティストによるさまざまな展覧会やイヴェントなどが行なわれている。そのほかに、キュレータの教育機関であるレコール・デュ・マガザン(L'Ecole du Magasin)を併設し、国際的なキュレートリアル・トレーニング・プログラムを行なっている。このプログラムでは、9月から6月にわたって、さまざまな分野で活動する専門家を召喚し、現代美術の分野で専門的に活動している志望者を対象に、専門的かつ実践的なトレーニング・プログラムを実施している。

著者: 小野寛子

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